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【番外編】僕がコンサルタントを辞めたい理由その①

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コンサルタントを辞めたい。そう思ったのはいつからだろうか。具体的な時期はわからないが、ある日から少しずつ見せた思いは、いつの間にか輪郭を描き始め、今では確かにそこにある。

コンサルタントになりたいと思っていた頃にイメージしていたことと、実際に現実にコンサルタントになって感じたことがかなり乖離している。それは、コンサルタントの価値そのもの理想と実体の乖離が一番大きいだろうか。

傍から見ればコンサルタントは、高給取りで、仕事の見栄えもカッコいい、思われるのだろうか。でも、実際はそんなことない。高給取りなのは確かだと思うが、やりがいはないし(私だけ?)、想定していた価値(=インパクト)を生み出しているとは思えない(私だけ?)。

ネガティブな導入だが、今回は、私がコンサルタントを辞めたい理由を綴りたいと思う。あくまで個人的な意見だ。真逆の意見を持つコンサルタントもいるだろう。だが、少なくとも、このように思うコンサルタントはいる、という確かな事実と、その内容をお伝えしたい。

 類似の記事が親ブログにも掲載しているため、コンサルの実態や考え方を知りたい方はぜひご参考あれ。

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僕がコンサルタントを辞めたい理由①:コンサルタントは紙芝居屋さん

コンサルタントは紙芝居屋さんだ。自分が伝えることを表現するために、大量のパワーポイントスライドを作成する。ただ、こんなの本当は必要ない。かっこよく見せる必要はないし、内容が確かなものであればそんなに何枚もスライドを用意せずとも、相手には確実に伝わるだろう。でも、形にこだわって、ひたすら紙を作成する。そして、段々何を言っているのか、輪郭がぶれてくる。(特に、「仕事をすること」が仕事になっている人が上司になると、かなり大変だ。紙を作ることが目的になっていることが多い。)

 

でも、この紙を大量に作って、何が生まれるだろう。Wordで打った方が早いのではないか。ビジネスで大切のものの一つはスピードだ。タラタラかっこつけて紙を作っていても、時は過ぎるし、そして、何も生み出さない。

そう、何も、生み出さない。

 

僕がコンサルタントを辞めたい理由②:コンサルタントは”事実”に基づく

コンサルタントは、実際にあった事実を元に分析をする。これは「間違っていない」ことを纏める、コンサルタントの使命を体現しているところである。しかし、これは本当に正しいのだろうか。ビジネスで正しいことばかりをしていても、例えば、過去の成功事例を繰り返しても、上限のある市場のパイをお互いに食い合うだけだ。そして、それは、その時のその状況では上手くいったかもしれないが、今回も上手くいくとは限らない。そして、何よりも、何も生み出さない。

 

コンサルタントって何のためにいるの?

 

別の記事でもまとめたいと思うが、コンサルタントの仕事は、事実を元にメッセージを出すことである。(これがコンサルティングの全てではない。)

だが、現在の事実は、立証には使えても、創生には使えない。つまり、現在のビジネスをいくら分析しても、過去のビジネスが上手くいったことを勉強できても、将来的なビジネスはその分析からは出てこないのだ。

そうすると、コンサルタントって何のためにいるんだろう。

 

僕がコンサルタントを辞めたい理由③:ぶっちゃけ、自分が主体者じゃないから

 

自分のビジネスじゃないから楽しくねーんだもん!!!(私のコンサルタント適正がないことがよくわかる一言である)

 

結局、何も生み出さない

結局、コンサルティングって何を生み出しているのだろう。これが世の中を変えるのだろうか。やっていることは、調査会社と何が違うんだ??少しクオリティを気にしている調査会社と変わらないじゃないか。そう思ってしまった、そう気づいてしまったのである。私はもっと、人々の生活がより良くなって活気を日々感じるような、そんな世界をコンサルティングを通して実現したいのに。 

 

でも、コンサルティングにもいい面はある

 

他にも色々な理由はあるかもしれないが、とりあえず現状で思い浮かぶことを書き連ねてみた。全体としては、コンサルティングに対してネガティブな内容になったが、コンサルティングにはいい面もたくさんある。

近々に、コンサルタントを続けたい理由・続けてよかった理由を書きたいと思う

 

今日も、定時帰りファースト

経営コンサルタント3年間の備忘録もよろしくです!

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