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僕が持つ怒り

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普段、僕はほとんど怒らない。

不満を持つことはあっても、まぁ、自分でなんとかするからいいや、と言って飲み込むことが多い。

端的に言ってしまえば、信頼していない他人にそこまで期待していないのだ。

そして、そのような負の感情を持つことも口にすることも、何も生み出さないからアホらしくて嫌なのだ。

 

だが、その信頼していない他人が行うことが、相当な不誠実・無責任である場合には正直、怒りを覚えることを避けることはできない。

不誠実であることを指摘すると、何かと言い訳を述べて逃げる無責任さは、やはり嫌な気分を持ってしまう。

 

そのような人や出来事になぜ怒りを持ったのか、どう対応すべきかを今回は考えてみた。

本記事はあまり役には立たないかもしれないが、お時間があればお付きあいいただきたい。どうか同様の意識を持つ人がいれば、解決策についてディスカッションできればと思う。

 

 

パクリ屋さんとの出会い

 

一体何に怒っているのかと言うと、とある書籍に書いてある情報がデタラメだったからである。いや、正確に言うと、デタラメではないが、色々な本から要点をパクリまくり、その肉付けとして自身の経験を綴っているのだが、その内容があまりにも薄すぎるのだ。それにも関わらず、高飛車に読み手に説教をしてくる。

この著者の書籍は数冊読んだことあるが、いずれの本も同様の展開だった。

同じようなパクリ説教本を何冊も出版して、その内容の薄さと、その薄さを量でカバーしようとするその態度に、いら立ちを覚えたのだ。

 

少し話はそれるが、皆様は書店に行かれるだろうか。

数年かけて通っている方ならお気づきだろうか、最近、

・○○を成功させる○○(数)の方法

・勝てる○○(リーダー、経営者とか成功者等)は○○している

などの、キャッチコピーをそのままタイトルにしたような書籍が増えている。

 

試しにそのような書籍の著者の他の本も調べてみてほしい。

全てではないが、かなりの数の書籍を出している著者が多いはずだ。

そして、試しに3冊程度読んでみてほしい。どこかで読んだことのあるような内容で、なおかつ、専門的な根拠はないはずだ。

精神論的な内容がほとんどであり、その精神論も目新しいものであれば良いのだが、パクリ本なのでそんなものはありはしない。彼らの書籍の内容をよく読んで欲しい。大した主張はない。大体劣化コピーだし、強気で述べているが大抵根拠はないはずだ。

 

自らの本を売りまくるために、キャッチコピーで売りまくり、ブランディングしてセミナーをしているのだ。

なんというか、ダサいオヤジが好きそうな精神論があたかも自分が考えたように述べられていることが多く、明らからに根拠がないようなことも同様に記載されている。

(まぁ、書いてる人がオヤジだからそうなるのかもしれないが。でも、著者が若い女性の場合もあるんだよなぁ。)

 

彼らの不誠実によって起こるデメリット

 

上記の本を一定程度の人が読んだとする。特に、普段本を読まない人たちだ。

彼らは、そのような考え方があるのかと一旦は感心するのだろう。しかし、その内容はかなり薄いものだ。きっと何にも役には立たないだろう。

また、キャッチコピーに惹かれて買う人も多いだろう。売上があがり、まるで多くの人がその内容を支持しているように見えると皆買い始める。そしてさらに支持を得ているように見えてしまう。

しかし、中身はパクリだらけの薄い内容なのだ。

彼らは珍しく書店に足を運んだ人たちだったのかもしれない。たまたまタイトルに惹かれて購入したら上記の本だったのかもしれない。そして、何も得ず、時間とお金だけを消費してしまった。

もしもっと良い本で出合えていたら、彼らは特段に成長し、世界に良い影響を与えたのかもしれない。あるいは、彼らが悩んでいたら、その悩みを解決することができたのかもしれない。

 

不誠実な人々

 

不誠実な人は、世の中に多くいる。

元から不誠実な人もいるが、能力が足りないが故に不誠実にならざるを得ない人もいる。

クソみたいな書籍を出版してセミナーに呼び出し、中身の無い内容に数千円から数万を取る。本人たちは何かを得たような気になる。だが、その先には何もないのだ。何も変化を起こさないのにお金をとってどうなるのだ。。。

約束を守れない人も、あまり好まない。

できないことをできるとは言わないで欲しいし、自らが失態した場合に、謝罪の言葉もなく、開き直る人種が本当に嫌なのだ。

 

不誠実な人々にカモにされる人々

 

そして、キャッチコピーに騙される人が多いのも事実だ。

というより踊らされるというべきか。騙され・踊らされる人々は、おそらく目指すべき目標がないのではないか、本当に必要なモノ・情報かどうか、きちんと見破る力を持つべきだ。

 

自分の心の平穏を保つ方法

 

上記のいら立ちを流されず、心の平穏を保つ方法は、別のことを考えることだ。

特に目標について考えるのが良い。

目標が叶って、味わっている気分を、前借りで味わうのだ。楽しくなるのだ。

そうすれば、そちらの方に気分は流れていくから、少しは気分が晴れるだろう。

心の中で、自分が望む未来の映像を見るのだ。

 

こういうときに、不誠実な彼らをどうこうしようとしてはいけない。

あなたの人生はあなたの望む結果を得るように生きるべきだ。

他の人を矯正しようとして、わざわざ時間を割く必要はない。もっともっとやるべきことは多くあるはずだ。また、どうせ、そのような人たちはどうせ変わらない。本当に変わりたいと思っていたりする人たちは、自分たちで動く。それに、自分で動く場合でないと、人は変われない。であれば、彼らを変えることにあなたの貴重な時間を費やしてはいけない。

 

逆に力にしてやろう

 

そのような人々は多くいるし、これからも私を苛立たせるかもしれない。

だが、そのような人々に負けず、もっと良い世界を実現できるように、自分をもっと加速させようと思うことが、幸せでいる近道なのだろう。

周りを見て生きなさいと教育されるが、それは、不必要に気を回すことではない。まぁ、ざっくり言えば、周りに迷惑を掛けなければいいのだ。あなたが苛立たなくても周囲に迷惑をかけることはない。むしろ、苛立っている方が迷惑だ。

しっかりと見るべきは周りの反応ではなく、自分の目標だ。

 

どんなことでも、自分の力にできれば、きっと前に進むことができる。

自分の目指す世界をただ見続ける。ただ現実にしていく。

 

あー!!!すっきりした!!

 

今日も定時帰りファースト